WBCも、セカンドの練習せなあかん中野をもっていかれ、湯浅もWBCのボールをずっと投げててこれはあかんと思ったと言ってた。遡ると北京五輪には大きな恨みがあるし、その辺から日本代表にはなんかあれなんかも。
阪神の守備・雑感その2
中野のコンバートがオカぼんの慧眼のように言われてるけど、中野のことを考え、ひいてはそれがチームのためになったという説明はやや後付けの感じも。出発点は、2004年に鳥谷をレギュラーにしたように、小幡をレギューラーにする発想からで、小幡セカンド、中野ショートよりは逆の方がいいと見たからそうしたのではなかったかなと思う。
中野のコンバートや木浪の恐怖の8番は、出発点は小幡が解説者のオカぼんに与えていた幻影にあって、小幡がショートでゴールデングラブになるぐらいがオカぼんの狙いだったはずなのに、そのあとググッと木浪が出てきて、考えてた以上に現実の方がうまく回ってしまったというのが本当のところじゃないかな。
オカぼんの手筋
打線で言うと、下位から上位につながる「恐怖の8番」の発明が今年の阪神の大ヒットのように言われたけど、それも元々は、セカンドとショートは打たなくていいという謎理論をキャンプ中に唱えていて、小幡を開幕で8番に入れたのが出発点。6番ライトお試し枠→7番キャッチャー梅野→8番ショートで小幡と木浪の併用、となるはずが、予想外に木浪が居座ってそのまま打順をいじらなかった結果。たぶん今岡だったら、もうちょっと柔軟にやってたかなと思うんだけど。
オカぼんの手筋
6戦と7戦は梅野をベンチに入れてて熊谷が外れてた。あとから漏れ伝わるところでは、どうもオカぼんは梅野を代走で出場させることを考えてたというんだけど、単純に熊谷のもってた「代走」という役割の札を梅野に渡したことになってたんだなと思った。
オカぼんの手筋
日本シリーズの第4戦で湯浅が出てきて驚いたけど、ブルワーの代わりに湯浅を入れているので、いつもなら8回に石井→島本→ブルワーと行くところで、単に石井→島本→湯浅と行ったような節もある。
それと第7戦の9回裏、桐敷→岩崎とつないだけど、あれもいつもは8回にやるマシンガン継投を、重圧のかかる9回にずらして考えただけかも。中西球道くんがそれに近いことを言ってて、桐敷→湯浅→岩崎と行くつもりが併殺になったので右打者のところで岩崎になってしまったのではないかと言ってた。自分も、桐敷→石井→岩崎のイメージから入っていっての継投じゃないかという気がした。(実際に石井や湯浅が投球練習をしてたかどうかは知らない。)
二桁勝てる先発投手のFA
移籍先が同じリーグになるか違うリーグになるかの差は大きそう。今年のバウアーのようにいきなり二桁勝てる投手がポンと現れると、同じリーグの他球団は困る。(まあ、阪神の大竹も結果的にはそうなんだけど、勝ち星の半分は打線の右左に偏りのある広島だった。)個人的には、できれば地元所沢の西武ライオンズにというのを期待してしまう。オカぼんは、年間で先発を9枚用意していて、それでも日本シリーズでは最後足りなくなったし(青柳が思わぬ好投で助かったけど)、先発が多すぎることはないと考えてほしい。(資金のことは知らない。)
打撃もいい投手本人の目線だと、セ・リーグなら、阪神や中日のように打たないチームとか、巨人やヤクルトのように本拠地が狭いチームよりは、横浜や広島が何となくよさそうに思わないんだろうか。いや、横浜や広島にポンと二桁勝てる投手が加わるのは困るんだけど。自分が見た新聞は、セだと横浜とヤクルトは獲りに行く感じで書いてた。
Reinbachはドイツ系だそうです。野球のことはまったく素人。